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肩こりの人は絶対肩を揉んではいけない

肩こりってすでに現代病とも言われている状態で腰痛の次に悩む身体の不調第2位に入ります

現在はデスクワークが多くコロナをきっかけに在宅ワークが増えたことによって首肩こりの需要がかなり増えています。そこで肩が辛いからといって強く肩を揉んだり、マッサージ屋さんで肩をほぐしてもらう行為をしてしまうと、さらに肩こりが進んでしまうと言う悪循環に陥ってしまいます。

なぜそうなってしまうのか、なぜ肩こりが起きてしまうのか、肩こりを防ぐにはどうすればいいのかと言うことも含めて、ここでは解説していきたいと思います。

ぜひ最後まで読んでください!

 

・肩こりになる理由その1

肩こりの原因は肩にはない

肩こりの原因は肩にはないと言うのはどういうことでしょうか!?

さてこの質問に対して答えられました??何人いらっしゃるでしょうか?

実は国家資格を持った有資格者であっても、肩こりに対して肩をゴリゴリにほぐしてしまう

そして、間違った施術方向に行ってしまい、実はしっかりほぐしているつもりなのに肩が凝ってしまうまたは、良くなっても効果を持続しないと言うことが起きてしまうのです。ではどこに原因があるのでしょうか??

 

その大きな原因は小胸筋と腕橈骨筋と肩甲骨のポジションです

 

順番に解説します!

まず小胸筋ですが、肩こりの大きな原因はこの小胸筋と大きく関係してきます。この小胸筋は大胸筋のさらに深いところにある筋肉であり、この小胸筋が縮んでしまうと肩が前側に猫背のような姿勢になってしまうと言う現象が起きてします。

背中の筋肉がかなりストレッチされますので、これ以上筋肉を動かないようにしようと言う状態で肩の筋肉に余計負担がかかってしまうと言う現象が起きます。

 

ですので、まずは胸を開くような動きをつけなければいけません。

この小胸筋をしっかりほぐすことで、姿勢が改善し肩こりが改善するパターンがあります。まず第一は小胸筋です。

 

・肩こりになる理由その2

手や腕から肩が凝る

腕橈骨筋が疲労すると肩が凝る傾向にあります。

腕橈骨筋とは、よくデスクワークでパソコン作業したりメモ書きをしたり後は立ち仕事でよく手を使うような作業だったりする職業の方に疲労を感じる筋肉であります。

例えば、料理人の人は包丁よく使ったり、美容師さんだったらハサミをよく使ったりと、よく手を使う作業の人ほど肩こりになりやすいと言う人は腕橈骨筋がものすごく硬くなっているのが原因かもしれません。

ぜひこの腕橈骨筋をしっかりほぐしてほしいと思います!

ではなぜ腕橈骨筋が肩こりの原因になるのかと言う話をしたいと思います。

実は皆さん動かしてほしい部位があります。それは、指先です!

椅子に座りテーブルの前に手を置き指先を背屈してみて下さい。

そうすると肘周りの筋肉が動きませんか?

実はこの肘周りのピクピク動くような部位の筋肉、腕橈骨筋です!!

そして、そこからさらに上に登っていき胸の筋肉に触ってみてください!

少し動くような感じはしませんか?

実は、これが小胸筋の負担がかかると言う状態になります。筋肉は繋がっているのです

一見、手とか腕は関係なさそうに見えますが、実はこーゆー大きく関係がなさそうなところと離れているところが原因で肩こりを発症してしまうということが考えられます。

ですのでまずは、腕橈骨筋をしっかりと筋肉を緩めてみましょう。

これが肩こりの原因の1つ腕橈骨筋です!ぜひ覚えてください!

 

 

・肩こりになる理由その3

肩甲骨のポジション

肩甲骨のポジションと言うと何となくイメージつかないでしょうか?

例えば、座った状態で背中を丸めてみてください

ではそこから姿勢を正しく胸を張るような姿勢に戻してみて下さい

どうでしょう?肩甲骨が少し動くのがわかるでしょうか?

猫背になると肩甲骨が外側に行くような感覚で姿勢を胸を張るような姿勢になると肩甲骨を内側に寄せるような動きにならないでしょうか?

実は、この肩こりの大きな原因は肩甲骨が外側に開いてしまったために、小胸筋が縮み、腕橈骨筋がつっぱり、そして肩甲骨が外側に開くことによって首肩に大きな負担がかかることで肩こりになると言う流れができます!

もっと言うと肩甲骨がちゃんと正しいポジションに入れば肩こりは起きにくいともいえますぜひこれを覚えていってください

ではここで流れをまとめてみましょう!

まずデスクワークの方の肩こりの大きな原因は、パソコン作業によって腕橈骨筋が突っ張ってきます、更に筋肉の走行上小胸筋のストレスもかかります。小胸筋がストレス過多になり筋肉が縮みます、肩甲骨が外側に開き、背中が丸くなり首や肩こりになります。

わかりやすく言うと肩の筋肉がそれ以上そっちに引っ張られないでくれーと叫びながらブレーキをかけている状態が肩こりなんです!!

ですので

ちゃんと解剖学的に正しい姿勢で立てると言う事はどんなに作業していても疲れるような事はありません、すごく疲れにくいはずです!

肩こりの負担を減らすにはまず

①小胸筋と腕橈骨筋をしっかりほぐす

②肩甲骨を楽しいポジションに入れてデスク周りの環境を整える

これだけでかなり肩こりがなくなってくると思います

肩こりが解消されると

姿勢がしっかり正しいポジションに入る!と言う事は‥酸素が全身に行きやすくなり、また脳の血流量も上がりさらに頭の回転がとてもクリアになります!!

と言う事は‥

仕事の効率が格段に上がります!

そして、いつも以上に頭がぼーっとしたりするような症状も減り、顔の血色も良くなるので肌つやも良くなるでしょう

姿勢が正しいポジションに入るだけで見た目も大きく変わります

ぜひ、まず小胸筋、腕橈骨筋そして肩甲骨のポジションこの3つをテーマにしっかりと意識していただいて肩こりの撲滅に励んでくれればと思います!