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スティッフパーソン症候群④

施術を再開してから約2ヶ月経過

日常もなんとか過ごし歩行もリハビリもまずまず経過は良好の様子

薬も効いてるようで重い発作も出てない様子。

整体後どれだけの変化があったのかも経過を報告したい

スティッフパーソンと骨格の歪みの症状は見分けづらい

辛い症状は薬だけでも効果を感じると思うし、筋肉も柔らかくなるのだが、やはりもともと持っっている骨格の癖というのはなかなか変化を変えられない物

そして、スティッフパーソン症候群の場合、私がみている患者様では、スティッフパーソンの症状なのか骨格の歪みからくる症状なのかを判断するのは見た目や感覚だけでは判断出来ないという事

治療方針としては、薬物療法と整体同時進行で施術を行っていく方がリハビリを行う経過も良好のようにみうけられる

②脳疲労が身体を固める大きな要素

脳の疲労というのは色々な症状がある

例えば

・虚脱感

・頭がぼんやりする

・疲れやすい

・首肩こり

・めまい、ふらつき等

これは酸素が脳に上手く運ばれていない状況とも言える

脳に酸素が運ばれづらいとということは、筋肉には更に酸素や栄養が届きにくい状況とも言える

脳の疲労をとるにはやはり骨格の歪みを整え、脳脊髄液の流れを良くし身体全体に酸素と栄養が届く状態を維持しなければならない

これは、一般人の方にも当てはまる

特にデスクワークや長時間座っている状態では、血行が悪くなりパフォーマンスが落ち込んでくる

最低でも1時間に1度15分は軽く歩いたり軽い屈伸運動を行うことが重要だ

③呼吸筋の働きが浅い

スティッフパーソン症候群の方は呼吸筋が本当に動きが小さいかもしれない

この呼吸筋の柔軟性が出てこないとどんな治療をしても結局すぐに元の状態に戻るのが早くなってしまう

なので、呼吸筋のエクササイズは本当に重要であり、やらなきゃいけないと感じる所

筋肉の緊張性が高まるからか呼吸数も減っているのではないだろうか?

私個人の見解なので一概に言えないが、少なくとも現場ではそのように見える

上記のような特徴が見られるが、経過はとても良いようにみられる

だが、医療全体でこの難病と向き合うにはまだまだ症例が少ない

そして、免疫グロブリン療法などの治療方法にもすぐ受けられるわけではない

ペインクリニックなどが間に入り筋弛緩剤、痛み止め注射等症状に合わせて対応しているのが現状

整体や鍼灸もその一角に過ぎないのが現状ではある

だが、良い面もある!

鍼灸、整体を受けてる場合、回復力や経過が大きく変わるようだ

あくまでも個人的見解と患者様本人の意見に過ぎないが体調は悪化することはほぼないようにみられる

勿論、日常生活での疲労、仕事の疲労などあるのは別として大きく体調を崩すということは退院後一度も無い

もしかしたら、少しは治療に貢献できてるのかも知れない

そう思いたい日々である

今は、スティッフパーソン症候群の会などグループ交流会があるようだ

患者様の話では、皆頭が良くスティッフパーソンに関する論文や症例、薬、リハビリ、医療保険の話まで様々な意見が聞けて励みになっていると言う

私も患者様の許可を経てブログを書かせて頂いてる

少しでも同じ病気で苦しんでいるなら、情報が欲しいのは当然

少しでも役に立てるならまた次回に経過を共有したいと思う