第2部 解剖実習話:教科書は間違っていないけど、合ってなかった
解剖実習で見たものは、これまで私が信じてきたイメージとは大きく異なっていました。
仙腸関節は、思っていたように「自在に動く」ものではありませんでした。実際に触れてみると、可動域は全く無く、柔軟に動くどころか、ほとんど固定された関節に近い構造でした。確かに理論的にはミリ単位の動きがあるとされていますが、そもそも仙腸関節という「関節」なのであれば「滑液」が存在するはずです。じゃないと関節をスムーズに動かすことは難しいからです。大人6人が脊柱から腸骨、仙骨、反対側の腸骨も含めて仙腸関節が本当に動くのか全力で関節を剥がす勢いでやりました。仙腸関節はそれでも全く動かないのです。そこで、仙腸関節を支えている靭帯を全てカットした後、もう一度仙腸関節が剥がれるのかトライしました!もう一度大人6人が脊柱から支えて、身体の大きい男性陣が顔を真っ赤にして剥がせるか再トライしました!
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